補聴器は薬事法に定められた管理医療機器であるため、効果や安全性などについて一定の基準があります。
しかし、集音器に関しては、このような規定はありません。
補聴器の耐用年数は総合支援法によると5年が目安とされています。しかし、使い方や保守の仕方によって大きく変わります。
保守が悪ければ1年や2年で故障する場合もあります。一方、大切に扱われ10年くらい使われている方もいます。
一般的に高い補聴器の方が自動化機能など便利な機能が付いていたり、環境ごとに細かい調整が可能であったりします。
しかし、高い補聴器が必ずしもあなたに合った補聴器とは限りません。生活環境により必要な性能も異なりますので、補聴器の専門スタッフにご相談ください。
聴力が変化しても、その時々の聴力に合わせて、調整しながら使うことができます。
以前より聞こえにくくなったと感じたら、補聴器の専門スタッフに相談してみましょう。ただし、購入された補聴器の適応範囲を超えて、聴力が大きく変化した場合は、その補聴器が使用できなくなることがあります。