FUJIIRYOKI

TOP
コラム

【第31回】“大音量”による若い世代の聴覚障害

6月6日は補聴器の日です。
6を2つ向かいあわせると耳の形のように見える、ということから1999年に制定されました。

補聴器や聴力の低下というと高齢者向けの話題だとイメージされる方が多いかもしれませんが、最近ではイヤホンで大音量の音楽を聴いたり、ライブイベント等で大音響の中に長時間いることで、若い世代でも難聴が増えていると言われています。

2018年3月に発表された世界保健機関(WHO)の情報によると、全世界で4億6600万人が聴覚障害に苦しみ、そのうち3400万人が子どもです。
また、12~35歳の年代の1.1億人の若者たちが娯楽環境での騒音にさらされる事によって聴覚障害のリスクが高くなっていると報告されています。

聴覚障害を抱えている人は早期に診断を受けることが大切で、診断結果によっては補聴器や人工内耳その他の補助器具が必要となることもあります。

聴力の低下は加齢によって進行しますので、子どものときから予防できることは取り組んだほうがいいでしょう。
音楽プレーヤーの音による難聴を予防する方法の1つとして「60/60ルール」というものがあります。

最大の音の60%まで音量を下げ、聞く時間は1日60分間に抑えるというものです。

ご自身やご家族がスマートフォンや音楽プレーヤーで“大音量”の音楽を聞く習慣があれば、それが将来、聴覚障害になる可能性があることを認識して見直しされることをお勧めします。