2017年5月11日
健康機器メーカーの株式会社フジ医療器(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:中西 広幸)は、この度、全国1,969名のお父さんを対象に「<父の日企画> 第7回 お父さんの疲労事情と解消法調査」を実施いたしましたので、その結果を発表いたします。また、<母の日企画>として4月に発表した第7回「お母さんの疲労事情と解消法調査」にも触れながらご紹介させていただきます。
<調査結果概要>
(1) 約88%のお父さんが「普段から疲れを感じている」
(2) 疲れているお父さんの約半数が“肉体的”にも“精神的”にも「疲れている」と回答
(3) 肉体的疲労の2大原因は「仕事」「加齢」
(4) 不動の1位!最も疲れている部位は「首や肩のコリ」
(5) 精神的疲労の原因は「仕事」「人間関係」、人間関係に疲れている相手は「上司」「同僚」
(6) お父さんの1番の疲労解消法は「お酒を飲む」
(7) 父の日に欲しい疲労解消グッズ 1位は「マッサージチェア」
「あなたは普段疲れを感じていますか?」の質問に対し、「とても疲れている」(19.2%)、「疲れている」(30.3%)、「やや疲れている」(38.3%)で、87.8%のお父さんたちが疲れを感じているという結果になりました。年代別に見ると、30代と40代で「とても疲れている」の回答が3割を超えており、疲労度の高いお父さんが多いことが伺えます。60代を超えると「とても疲れている」の割合が急激に減少し1割未満になっています。
一方、お母さんは9割以上(94%)が普段から「疲れ」を感じているという結果で、30代女性が一番「強い疲れ」を感じている割合が高い(33.5%)という結果が出ていました。
「その疲れは肉体的疲労ですか?精神的疲労ですか?」の質問に対し、「肉体的疲労」(31.6%)、「精神的疲労」(17.9%)、「肉体的・精神的どちらも」(50.5%)という結果になりました。
年代別では、20~40代では「肉体的・精神的どちらも」が6割前後を占めていますが、60代を超えると肉体的疲労を感じている割合が他の年代と比べて高くなっています。
お母さんの場合は、男性と同様に20~40代では「肉体的・精神的どちらも」が6割前後を占めていますが、70代以上で「肉体的疲労」が48.5%と約半数を占めていました。
肉体的疲労の原因は、「仕事」(52.3%)、「加齢」(32.5%)に回答が集中しました。働き手である現役世代では「仕事」の回答が圧倒的に多く、40代から「加齢」による疲労を徐々に感じ始めているようです。尚、「その他」(5.1%)は具体的には、家庭菜園、農作業、スポーツ、睡眠不足という回答がありました。
お母さんの場合は1位「仕事」(27.9%)、2位「家事」(22.2%)、3位「育児」(20.6%)という結果でした。年代別では、女性のライフスタイルが影響され、20代・30代が「育児」、40代・50代が「仕事」ですが、60代以上で「加齢」による体力低下で疲れを感じやすくなる人がぐっと増えていました。
肉体的疲労を感じているお父さんを対象に、「どの部分にどのような疲れを感じていますか?(複数回答可)」と質問したところ、「首や肩のコリ」(68.7%)、「腰痛」(62.6%)、「目の疲れ」(54.9%)の上位3つが、4位以下に対して大きな差をつけた結果になりました。「首や肩のコリ」については、2010年の調査開始から7年連続で1位の座をキープしており、多くのお父さんたちが首や肩のコリで悩み続けていることがわかります。
お母さんも「首や肩のコリ」が7年連続の第1位(75.2%)で男女ともに最も疲れている部位のようです。
精神的疲労の原因は、「仕事」(50.8%)、「人間関係」(28.3%)、「加齢」(10.5%)の順となりました。肉体的疲労と同じく、仕事による影響を大きく受けていることがわかります。
次に、「誰との人間関係に疲れていますか?(複数回答可)」と聞いたところ、1位「上司」、2位「同僚」、3位「部下」という結果になりました。「妻」や「子ども」が1位にあがった年代は、60代、70代以上です。お父さんたちは家族よりも仕事場での人間関係で大きなストレスを抱え、定年を迎える年代になり、家族と過ごす時間が増える時期に人間関係の変化が起きていることが明らかになりました。
一方、お母さんの疲れる相手は1位「夫」、2位「同僚」、3位「姑」という結果で、「姑」が最も疲れる相手という回答が集中した20代以外、全年代で「夫」が選ばれていました。
「あなたの疲労解消法はなんですか?(複数回答可)」の調査では、「お酒を飲む」(42.1%)、「睡眠」(40.8%)、「テレビを見る・映画を見る・DVDを見る」(34.6%)、「入浴」(34.0%)が上位に並びました。
年代別でみると、20代・30代・40代の1位は「好きなものを食べる」となっており、「お酒を飲む」ことで疲労解消をしている主な年代は50代・60代です。20代ではスマートフォンやパソコンでネットサーフィンを楽しむ人が、70代では運動ストレッチなど体を動かしてリフレッシュする人が多く、年代によって生活習慣や好みの傾向が異なることもわかりました。
お母さんの疲労解消法第1位は全ての年代共通で「好きなものを食べる」(60.7%)で特に20代、30代では7割以上の人が回答しており、若い年代は男女共通の疲労解消法なようです。
<20代>
1位:好きなものを食べる 57.1%
2位:テレビを見る・映画を見る・DVDを見る 42.9%
2位:スマートフォン、パソコンでネットサーフィン 42.9%
4位:お酒を飲む 35.7%
<30代>
1位:好きなものを食べる 46.6%
2位:テレビを見る・映画を見る・DVDを見る 42.7%
3位:睡眠 38.9%
<40代>
1位:好きなものを食べる 43.5%
2位:睡眠 42.7%
3位:お酒を飲む 41.0%
<50代>
1位:お酒を飲む 40.5%
2位:睡眠 39.0%
3位:テレビを見る・映画を見る・DVDを見る 35.8%
<60代>
1位:お酒を飲む 46.0%
2位:睡眠 40.8%
3位:入浴 39.8%
<70代以上>
1位:睡眠 44.4%
2位:運動ストレッチなど体を動かす 43.3%
3位:お酒を飲む 42.2%
「父の日にどんな疲労解消グッズを欲しいと思いますか?(複数回答可)」の質問に対して、1位「マッサージチェア」(48.7%)、2位「安眠グッズ」(24.6%)、3位「フットマッサージャー」(20.7%)という結果になりました。
マッサージ商品を選んだお父さんにその理由を聞いたところ、「疲労回復したい」、「疲れが癒されるから」などからだの疲れをとりたいという思いのほかに、「マッサージチェアの心地良さが家庭にあったら嬉しい」、「マッサージチェアがほしいですが、大きいと部屋が狭くて置けないので、手軽に行えるサイズだとうれしいなと思います」など、仕事で心身ともに疲れているからこそ、家で寛げる心地よい空間が欲しいという思いをもっていることがわかりました。
今後も、フジ医療器は定期的に「美と健康」に関する市場調査結果やお役立ち情報を提供していきます。
調査期間:2017年4月10日(月)~2017年4月19日(水)
調査対象者 : 子どもをもつ男性(20代~70代以上)
有効回答者数 : 1,969名
調査エリア : 全国
調査方法 : フジ医療器メルマガ会員にWeb 上でのアンケートを実施
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものもございます。
お客様相談窓口 Tel:0120-027-612
マーケティング部 Tel:06-4793-0611(代表)