（1）61％の人が普段から運動をしていると回答
（2）主に取り組んでいる運動の第1位は「散歩・ウォーキング」
（3）84％の人が「健康のため」に運動を実施。年齢を重ねるごとに多くなる傾向に
（4）運動後にケア・クールダウンをする人は4割。最も多いケア方法は「水分をとる」
（5）運動をしない理由は「面倒だから」、「忙しく時間がないから」
（6）運動していない人の約8割は「運動を始めたい」。「目標や目的」「時間の確保」がネックに
（7）今後始めたい運動として「散歩・ウォーキング」が人気

・調査期間：2023年9月8日（金）～2022年9月12日（火）
・調査対象者：18歳以上の男女
・有効回答者数：2,155名（18～29歳：33名、30～39歳：189名、40～49歳：389名、50～59歳：553名、60～69歳：595名、70歳以上：396名）
・調査エリア：全国
・調査方法：フジ医療器メルマガ会員にWeb 上でのアンケートを実施
（グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものがございます。）

※調査結果をご紹介いただく際には、フジ医療器までお問い合わせください。なお、報道関係以外の販促活動としてのご利用はご遠慮いただいております。

「普段から運動をしていますか？」という質問に対し、60.9%が「運動をしている」と回答しました。運動をしている頻度については、多かった順に「週1日～3日」（40.7%）、「毎日」（30.4%）、「週3日以上」（18.3%）、「月に1日以上」（10.6%）という結果となり、週に1日以上運動している人が約9割を占めています。
※本調査での運動は1回30分以上、体を動かすことを指しています。

年代別に見ると、「毎日運動している」と回答した人は70代以上が最も多く、その割合は30.8%です。最も少ないのは40代の12.1%で、その差は18.7ポイントとなりました。
性別ごとに見ると、女性は約半数が「ほとんど運動していない」と回答しています。一方、男性は週に1日以上運動している人が6割近くいる結果になり、運動習慣の有無は性別・年代によって傾向が異なることが分かります。

また、普段運動をしている人への「1回に運動する時間はどのくらいですか？」の質問では、「30分程度」が32.8%、「30分～1時間」が38.5%、「1時間以上」が28.6%という結果で、割合に大きな差はありませんでした。

普段運動をしている人に「どんな運動をしていますか？（複数選択可）」と質問したところ、「散歩・ウォーキング」と回答した人が59.9%で最も多い結果となりました。2番目に多かったのが自宅での筋トレを行っていると回答した人で、その割合は23.9%でした。1人でも気軽に取り組める運動を続けている人が多いことがうかがえます。
その他と回答した人の意見では、「ラジオ体操」や「太極拳」などが多く見られました。それぞれの生活スタイルや体力に合った運動に取り組んでいるようです。
※その他で「ゴルフ」と回答した人は、「球技」にまとめています。

普段運動をしている人に、「運動する目的は何ですか？（複数選択可）」と質問したところ、「健康のため」と回答した人が84.4%で最も多い結果となりました。続いて「ダイエット」（31.5%）、「ストレス解消」（27.7%）、「若さを保つため」（22.0%）、「趣味」（20.0%）、「仲間とのコミュニケーション」（9.5%）という順でした。

年代別に見ると、世代を問わず「健康のため」と答えた人が最も多く、年齢を重ねるごとにその割合は大きくなっています。2番目に多かった「ダイエット」は若い世代になるにつれ多いことがわかります。

普段運動をしている人への「運動後、体のケア・クールダウンは行っていますか？」の質問では、「体のケア・クールダウンを行っている」と答えた人は40.4%、「行っていない」と答えた人は59.6%でした。

（5）運動しない理由は「面倒だから」、「忙しく時間がない」

ほとんど運動をしていないと回答した人に、運動をしていない理由について質問したところ、主な理由として「面倒だから」（42.8%）、「忙しく時間がないから」（36.1%）、「身体を動かすことが苦手・嫌いだから」（35.2%）という結果となりました。その他の理由としては、「屋外の気温が高いため」や「30分に満たないが体を動かしている」などの意見がありました。

（6）運動していない人の約8割は「運動を始めたい」。「目標や目的」「時間の確保」がネックに

運動をしていない人に「運動を始めたいと思いますか？」と質問したところ、78.9%の人が「はい」と回答しました。

また、運動を始めたいと思っている人に「どうすれば運動をするようになると思いますか？（複数選択可）」と質問したところ、多かった順に「目標・目的ができる」（51.2%）、「運動する時間が確保できる」（48.9%）、「運動する場所や施設がある」（34.0%）という結果でした。