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コラム

【第3章】 拡充期 1975年~

健康機器商品が大ブームに

1976年以降、フジ医療器はマッサージチェアだけでなく、家庭用の健康機器の開発を数多く手がけていきました。

全国的な大ブームとなった「ぶらさがり健康器 トップハンガー」や、「家庭用サウナ リッチマン」、「背のばし健康座イス のびINGチェア」、「ローリングマッサージ器 ローラーチェア」、「小型マッサージ器 もみ太くん」などなど、健康ブームをとらえたバラエティ豊かな商品を次々とリリースしていきました。

  • “ローラーチェア”シリーズ

    “ローラーチェア”シリーズ

    1979年~ 首すじから腰まで、背中全体をローラーが回転してマッサージ

  • “もみ太くん”

    “もみ太くん”

    1983年~ 好きな部位を自由にマッサージできるハンディマッサージャー

販売網の拡大で飛躍

創業30周年を目前に控えた1982年、大阪市浪速区日本橋に新社屋を完成させました。

そして、次の時代を見据えた新しい販売体制の確立を進めていきます。翌1983年に、流通販売網の拡大を狙って、フジ医療器のグループ内に販売会社を設立。それまで社内の営業担当が商社や一般消費者に対して直接販売していた体制から、営業担当が商社に、販売会社が一般消費者に販売するという分業体制を確立させたのです。これにより、売上が急速に伸びていきます。

当時の主な販売ルートは、町の電器屋や農協などです。商品や健康知識、セールストークを習得した専門の販売員を育て、お客様に納得していただける丁寧な説明で商品を売るというスタイルを構築し、更に売上を伸ばしていくことになります。

また、北海道営業所、九州支店、中部支店などの拠点を展開し、1992年には全国31ヶ所へとネットワークが広がりました。営業、販売、アフターサービスともにフジ医療器は総合的に戦力を強めていきました。

1982年、大阪市浪速区日本橋に 新社屋が完成

1982年、大阪市浪速区日本橋の社屋